MRJ100機発注を獲得-アメリカのスカイウエストと基本合意

MRJ100機発注を獲得-アメリカのスカイウエストと基本合意

三菱航空機とアメリカのスカイウェストは、三菱リージョナルジェット(MRJ)100機の確定発注に向けて、基本合意しました。ファンボロー・エアショー会場で2012年7月11日、発表されました。

スカイウェストはユナイテッド航空、アラスカ航空、デルタ航空、USエアウェイズなどのリージョナル路線を運航するスカイウェスト・エアラインズ、エクスプレスジェットの2社を保有する持株会社。スカイウエストへの納入は、2017年に開始し、2020年末までに完了する予定です。

三菱航空機の江川豪雄社長は「業界最大手の顧客を得て、リージョナル機市場におけるMRJの存在感が大きくなり、心より歓迎しています」とコメントしています。三菱航空機とスカイウェスト社は今後、数週間で正式契約を締結します。

MRJの発注機数は、全日空(ANA)の確定15機、オプション10機の計25機、アメリカのトランス・ステーツ・ホールディングスから確定50機、オプション50機の計100機、ANI Group Holdingsから確定5機を受注。今回のスカイウェスト社の受注が確定すると、MRJの受注機数は確定170機、オプション60機の合計230機になります。

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