ボーイングの2031年予測、昨年予測からパイロットは増加、整備士は減少

ボーイングの2031年予測、昨年予測からパイロットは増加、整備士は減少

ボーイングは2012年7月11日、今後20年、2031年までの予測として民間航空機パイロットは46万人必要と発表しました。また、整備士は60万1000人としていますが、昨年発表した数字と比べるとパイロットは同数ですが、整備士は2011年に発表した65万人の予測から減っています。

ボーイングでは整備士が減少した理由として、機材のテクノロジーが向上しているほか、メンテナンスの効率化、古い機材の退役が早まっていることを上げています。地域別でのパイロットと整備要員に必要な人材数は以下のとおりです。

■ボーイング予測:2031年のパイロットと整備要員に必要な人材数
アジア太平洋:パイロット 185,600人、整備 243,500人
欧州:パイロット 100,900人、整備 129,700人
北米:パイロット 69,000人、整備 92,500人
中近東:パイロット 36,100人、整備 53,700人
南米:パイロット 42,000人、整備 47,300人
アフリカ:パイロット 14,500人、整備 16,200人
ロシア/CIS諸国:パイロット 11,900人、整備 18,100人

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