ロシアンヘリコプターズ傘下のカザンヘリコプターは2020年5月14日(木)、ロシア非常事態省に小型多用途ヘリコプター「アンサット」を初めて納入しました。
アンサットは「市民防衛および緊急事態のための基金」を活用し、2019年3月に購入契約を結びロシア非常事態省に寄贈され、北西航空救難センターのカシモヴォ飛行場に配備されました。
ロシア非常事態省に納入したアンサットは、医療モジュール設置スペースと7人分の座席を備えた仕様で、要員輸送に加え、機内や外部スリングによる貨物輸送に使われる予定です。現在、パイロットは操縦訓練を実施しています。