デルタ航空、717の保有機数を半減へ

デルタ航空、717の保有機数を半減へ

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© FlyTeam Ryan-airさん
Ryan-airさんの航空フォト

デルタ航空は、保有機材の見直しを進める中で、90機ほど運航する717を半減させる計画です。Forbesが従業員向けに送られた書簡を伝えています。デルタ航空はMD-88とMD-90について、新型コロナウイルス感染拡大前に計76機を運航していましたが、この退役前倒しを決定しています。さらに長距離路線に投入する777-200についても、機内のリニューアルをしたばかりですが、退役を決めています。

デルタ航空は、近代的で簡素化した機材に焦点を当て、他の機材の退役を検討する方針を示しています。717はボーイングがマクドネル・ダグラスを吸収した際、開発が進行していたMD-95がボーイングに引き継がれ、ボーイングの製造機として市場に登場したMD由来の機材です。MD-88とMD-90は20年超の平均機齢のところ、717は20年未満ではあるものの新しい機材でも15年と、保有機材の中では古いものとなっています。

座席構成も新機材のA220-100の110席とほぼ同じで、機材更新としてA220のリージョナル路線への投入が始まっています。

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