ソラシドエア、費用削減・投資抑制・手元流動性を確保へ 緊急対策を優先

ソラシドエア、費用削減・投資抑制・手元流動性を確保へ 緊急対策を優先

ニュース画像 1枚目:ソラシドエア 737-800
© ソラシドエア
ソラシドエア 737-800

ソラシドエアは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経営環境の変化から緊急対策を決定しました。費用削減、投資抑制、手元流動性の確保、需要喚起策を柱に緊急対策として最優先に取り組みます。

緊急事態宣言は全国で解除されたもののこの影響と外出自粛、都道府県間の移動自粛から、航空市場全体の需要が著しく減少し、航空旅客収入の減少幅は拡大しています。収束時期は先行き不透明で、航空需要の回復には時間を要する見られ、宮崎・九州を拠点とするソラシドエアの地元経済への影響も懸念されています。

このため、2020年度から開始を予定していた新たな中期経営戦略の実行を延期し、緊急対策を全社で最優先に実行します。費用削減では、航空需要に応じた生産量の弾力的な運用、雇用調整助成金を活用した単日休業制度の新設と継続、航空機リース料を含む固定費用の聖域なき削減に取り組みます。

さらに、機材や設備関連投資の抑制、財務面では手元流動性の確保、国や自治体の政策とも連動した需要喚起プロモーションの実施に注力します。

ソラシドエアは6月中に計1,680便を運休、減便率は70%を計画しています。4月は計923便、5月は計1,612便を運休・減便しています。

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