空自C-2とC-130H、平和維持活動即応能力登録制度に登録

空自C-2とC-130H、平和維持活動即応能力登録制度に登録

ニュース画像 1枚目:C-2輸送機
© 航空自衛隊
C-2輸送機

防衛省は2020年5月30日(土)、国連の平和維持活動即応能力登録制度(PCRS)の戦略航空輸送分野に航空自衛隊の輸送機、C-2とC-130Hハーキュリーズを登録しました。

これにより、国際平和協力に関する取り組みとして、貢献可能な分野や準備状況を事前に国連に登録し、国連が普段から各国の状況を具体的に把握でき、PKOに関する支援ニーズが生じた時に、この制度を通じてニーズに適確、かつ迅速に対応し、平和維持活動の質を高く維持できます。

平和維持活動で輸送ニーズが高まっており、空自の輸送能力で貢献できます。輸送機を登録することでPKO部隊の早期展開に寄与し、平和協力活動の分野でも裾野を広げることができます。この登録で義務が生じることはなく、国連から要請がきた場合に、日本政府はPKO5原則などに照らし合わせて、派遣を判断します。

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