シンガポール航空は2020年6月8日(月)、新型コロナウイルス(COVID-19)による打撃への対応で、100億シンガポールドルを資金調達したと発表しました。
株主割当増資で88億シンガポールドル、A350-900と787-10の一部を担保にした長期ローンで9億シンガポールドル、複数の銀行と融資枠の確保と短期無担保ローンにより、5億シンガポールドルを確保しています。また、2020年中に満期を迎える予定だった融資枠も2021年まで更新され、17億シンガポールドルの調達も可能となっています。
このほか、2021年7月まで、追加の強制転換社債で最大62億シンガポールドルを調達する選択肢も保有しています。シンガポール航空はこれらの資金調達を通じて、変化する市場環境に迅速に対応する方針です。