ソマリア沖の派遣海賊対処行動航空隊、7月中旬まで第39次隊に交代

ソマリア沖の派遣海賊対処行動航空隊、7月中旬まで第39次隊に交代

ニュース画像 1枚目:海上自衛隊 P-3C
© 海上自衛隊
海上自衛隊 P-3C

アフリカのソマリア沖・アデン湾の海賊対処に派遣されている海賊対処行動航空隊と支援隊要員の交代が、2020年7月上旬から下旬にかけて実施されます。統合幕僚監部が交代時期などの詳細を発表しました。

新たに派遣される航空隊は、八戸航空基地の第2航空群を基幹とする第39次派遣海賊対処行動航空隊と、陸上自衛隊中央即応連隊を基幹とする第14次派遣海賊対処行動支援隊要員で、業務の継続性を考慮し、2波に分けて出国します。航空隊と支援隊第1波は6月18日(木)、チャーター機で成田空港から出国します。支援隊第2波は7月上旬に出国する予定です。

現在派遣されている第38次派遣海賊対処行動航空隊と第13次派遣海賊対処行動支援隊要員は、那覇航空基地の第5航空群と、第25普通科連隊を基幹とする部隊です。航空隊と支援隊第1波は7月9日(木)にチャーター機で成田空港に帰国する予定です。支援隊第2波は7月下旬から8月上旬に帰国する予定です。

第39次派遣海賊対処行動航空隊が使用するP-3C哨戒機は、4月に日本から機体を送り、交代を済ませ、隊員の交代が検討されてきました。海賊対処のために派遣したP-3C哨戒機は、主にアデン湾やアラビア海北部の西側の公海で、「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」を実施しています。

期日: 2020/06/18から
メニューを開く