川崎重工、東北エアサービス向けBK117C-2ヘリコプターを受注

川崎重工、東北エアサービス向けBK117C-2ヘリコプターを受注

ニュース画像 1枚目:ドクターヘリ
© 川崎重工
ドクターヘリ

川崎重工は2020年6月22日(月)、みずほリースから「川崎式BK117C-2ヘリコプター」を受注したと発表しました。みずほリースから東北エアサービスにリースされ、電力設備パトロールとドクターヘリとして運用される予定です。

BK117は、川崎重工とエアバス・ヘリコプターズが共同開発し、国産ヘリコプターとして初めて型式証明を取得した中型双発機です。担架など資機材の搬出入が容易なほか、広いキャビンスペース、コンパクトなボディ、優れた安全性や機動性などが特長で、EMS(Emergency Medical Service)キットが搭載されています。

EMSキットは、医療専用床、担架、医療席、看護師席、付添人席、側壁医療機材ラック、天井・側方レール、前方医療用キャビネット、照明灯、医療用機材用の電源ユニットなどで構成されており、ドクターヘリによる救急医療サービスには欠かせない装備です。

BK117ヘリコプターは、ドクターヘリ、人員・物資輸送、消防・防災、警察、報道など多用途に活用しています。国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来、川崎重工の納入分で179機、エアバスの納入分を合わせると全世界で約1,600機以上が納入されています。

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