セントレアの5月実績、国際線搭乗者数は0人、国内線も94%減

セントレアの5月実績、国際線搭乗者数は0人、国内線も94%減

ニュース画像 1枚目:閑散とする中部国際空港の様子
© 中部国際空港
閑散とする中部国際空港の様子

中部国際空港(セントレア)は2020年5月の空港運用実績を発表しました。新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックにより4月1日(水)から国際線全便が欠航し、5月中に国際線は運航されなかったことから、国際線の旅客数は0人、国内線も県をまたぐ不要不急の外出自粛の動きが続いたことを受け、旅客数は前年比94%減の31,841人となりました。

5月の国内線は3カ月連続で前年割れとなり過去最低、また国際線と、国内線と国際線を合わせた全体の旅客数は、いずれも4カ月連続で前年割れし、過去最低を記録しています。

なお、国内線は6月19日(金)から全国的な移動自粛が解除され、増便・復便となっていることから、6月1日(月)時点で1日23便だった運航便数は、6月23日(火)時点で1日31便にまで回復しています。また、国際線は6月17日(水)からフィリピン航空のマニラ線が運航を再開していますが、他航空会社の運航スケジュールは未定となっています。

このほか、構内営業売上高については、国際線が全便欠航となり免税店が臨時休業となったことから、免税店の5月単月売上高は2カ月連続で前年比100%減、また、一般物販店や飲食店も含めた5月単月の構内営業売上高は前年比98%減の5,400万円となっています。6月1日(月)からはスカイデッキ、6月12日(金)からは複合商業施設のFLIGHT OF DREAMS、6月19日(金)からは第2ターミナルが再開しており、営業店舗数は徐々に増加しています。

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