ハワイの5空港、NECの体温チェック技術を導入 感染予防対策で

ハワイの5空港、NECの体温チェック技術を導入 感染予防対策で

ニュース画像 1枚目:熱探知スクリーニング画面イメージ
© State of Hawaii
熱探知スクリーニング画面イメージ

ハワイ運輸省(HDOT)は2020年7月中にホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港、カフルイ空港、リフエ空港、コナ国際空港、ヒロ国際空港の5空港に旅客の体温をチェックするスクリーニング技術を導入します。この契約は、NECとNECアメリカなどによる機器の設置と、10年間のメンテナンスを含む契約です。

ハワイ運輸省は体温スクリーニングですべての感染者を把握できないと認識しつつ、同州が実施する様々な対策と組み合わせ、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を予防します。

7月中に利用を開始するスクリーニングは、5空港の太平洋横断路線の到着ゲートに設置し、今後数週間をかけて残る到着ゲートにも配置します。12月末までには顔画像処理機器も設置します。この画像認識システムは、体温が38度以上の旅客の写真を一時的に保持し、健康上の注意が必要か、追加で判断するため使用します。写真は30分以内に消去されるなど、プライバシーに配慮した仕組みです。

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