ライアンエア、第1四半期 230億円赤字 | FlyTeam ニュース

ライアンエア、第1四半期 230億円赤字

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ライアンエア

ライアンエア・ホールディングスは、2020年第1四半期決算(4月~6月)で、最終損益1億8,500万ユーロ(約230億円)の赤字を計上しました。前年の2億4,300万ユーロの黒字に対し大幅な減収ですが、ライアンエアは39億ユーロ(約4,820億円)の流動性を確保しており、現状の赤字計上が続く場合でも数年は経営を継続できる体力を確保しています。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、EU政府が飛行や渡航の禁止措置を受け、ライアンエアは3月中旬から6月末までの約4カ月間、帰国支援を除く通常の定期便は運休していました。4月から6月の実績は、搭乗者数は前年同期比99%減の50万人、搭乗率が35ポイント減の61%、売上高は95%減の1億2,500万ユーロ、最終損益は1億8,500万ユーロの赤字となりました。

7月から多くの路線で運航を再開し、輸送量は通常スケジュールの40%、8月は60%、9月には70%までの回復を目指しています。4月からスタートした2021年度の年間搭乗者数の予測は60%減の60万人に留まるものの、夏の輸送量が拡大し、第2四半期の損失は第1四半期より減少する見込みです。

ライアンエア・グループは3月中旬以降、流動性の確保、コスト削減、自己株取得の中止、設備投資の延期で、6月末時点で39億ユーロの流動性を確保しています。秋に感染拡大の第2波発生が懸念され、通年で厳しい財政状況が続くことが予想されています。すでに確保済みの流動性と夏季の輸送量拡大、さらなるコスト削減で、ライアンエアはコロナ危機からの脱却が可能ともコメントしています。

ユーロ/円換算 = 123.66円 (2020/07/30 現在)
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