日本航空協会、航空遺産写真を紹介する「今月の1枚」を開始

日本航空協会、航空遺産写真を紹介する「今月の1枚」を開始

ニュース画像 1枚目:DHC-2ビーバー輸送機
© 日本航空協会
DHC-2ビーバー輸送機

日本航空協会は、ウェブサイトで航空史を伝える写真「今月の1枚」を開始しました。日本航空協会は2004年から、航空遺産を継承する活動に取り組み、その一環として、航空史を伝える写真を収集しています。寄贈された写真をデジタル化し、ウェブギャラリーでこれまでも公開してきましたが、「今月の1枚」は毎月1枚ピックアップし、写真に込められた物語を紹介していきます。

7月の「今月の1枚」は、デ・ハビランド・カナダの「DHC-2ビーバー輸送機」を紹介しています。この写真は、高橋正夫コレクションの中から選んだ1枚で、機体記号(レジ)「JA3111」です。寒冷地でも使用できるよう、耐久性を重視し、設計されています。DHC-2ビーバーは1947年8月に初飛行し、日本では1953年から8機導入されました。

写真の機体は、「昭和」号と名付けられ、南極観測隊で使用されたものです。また、写真では、双フロートの水上仕様ですが、尾輪式固定脚の陸上仕様またはタイヤの代わりにスキー板を履かせた雪上仕様にもなります。

期日: 2020/08/07から
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