ハワイアン航空、成田線の旅客便再開 19時すぎ到着

ハワイアン航空、成田線の旅客便再開 19時すぎ到着

ニュース画像 1枚目:旅客便再開初便として飛来するN374HA (SGR RT 改さん撮影)
© FlyTeam SGR RT 改さん
旅客便再開初便として飛来するN374HA (SGR RT 改さん撮影)

ハワイアン航空は2020年10月1日(木)、成田/ホノルル線の旅客便運航を再開しました。初便のホノルル発HA821便は機体記号(レジ)「N374HA」のA330-200で、成田には定刻より早い19時過ぎごろに到着する見込みです。

ハワイアン航空は6月から、旅客機に貨物のみを搭載して運航を再開していました。新型コロナウイルス感染症の影響でほとんど止まった観光地との路線再開は、海外への観光旅行の復活に向けた象徴の1つでもあります。ただし、ハワイアン航空は観光目的ではなく、家族訪問、留学、ビジネス、軍関係の仕事での渡航、ハワイへ帰国など、渡航を必要とする人向けに当初は運航する方針です。

ハワイ州は10月15日(木)から、渡航前72時間以内の検査で陰性が証明された場合、ハワイ到着後14日間の自主隔離をアメリカ本土からの旅客で免除する緩和措置を講じます。また、ハワイアン航空は、搭乗者向けに新型コロナウイルスのドライブスルー検査のサービス提供など、移動に必要な対応策を提案しています。

ハワイアン航空は、アメリカ国内線ではホノルル発着で、10月2日(金)からラスベガス線を再開、11月1日(日)からオークランド、フェニックス、サンノゼ線の再開を予定しています。また、11月18日(水)までに、マウイ発着のロサンゼルス、オークランド、ポートランド、シアトル、サンノゼ、サクラメント線などの就航も計画しています。

ハワイ州での観光滞在も可能な措置が整えられつつあり、アメリカ本土路線では就航地や便数拡大が計画されていますが、国際線でもこうした受け入れ準備が進められるとハワイアン航空だけでなく、日本で人気の海外渡航先の復活で飛行機に乗る旅行も身近に感じられそうです。

期日: 2020/10/01から
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