JAL・JAC・鹿児島大学、地域密着パイロット発掘・育成で連携

JAL・JAC・鹿児島大学、地域密着パイロット発掘・育成で連携

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鹿児島大学、日本航空(JAL)、日本エアコミューター(JAC)は、地域に密着したパイロット人財創出をめざした連携協力協定を締結します。

鹿児島大学、JACが拠点を置く鹿児島県は、屋久島、奄美大島などの世界自然遺産登録を目指し、観光面で交流人口の拡大に期待が高まっています。一方、交通インフラとして離島の空の足を永続的・安定的に支えていく必要があります。このため、パイロットを目指す人財の裾野の拡大、人財発掘、育成について、3者が協力することで、学生の新たな能力を開発し、地域振興と域内の経済発展への貢献に取り組みます。

具体的な協力事項は、鹿児島大学の学生に応募者を募り、その中から8名を対象に、飛行操縦体験「SKYCAMP」に参加してもらいます。「SKYCAMP」は、JALとJACが飛行操縦のノウハウをもとに設計したプログラムで、参加者は2週間程度にわたり、飛行操縦の原理、必要な技術を学び、最終的に自らの手で飛行機を飛ばす体験ができます。

さらに、このプログラムを通じてパイロットの可能性を秘めた2名には、パイロットライセンス取得訓練を提供し、必要な資金の支援を鹿児島大学・JAL・JACの3者で実施します。これにより、高額な資格取得費用と長い時間を要するパイロットを長期、かつ安定的な確保を目指します。

また、大学に在学する学生を対象にキャリア形成支援を通じ、鹿児島に貢献する人財、かつ地域に根付き、愛郷心のあるパイロットを創出・育成で、地域への貢献にもつなげます。

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