カタール航空、A350-1000を3機 同日に受領

カタール航空、A350-1000を3機 同日に受領

ニュース画像 1枚目:カタール航空 A350-1000 イメージ
© Qatar Airways
カタール航空 A350-1000 イメージ

カタール航空は2020年10月22日(木)、エアバスA350-1000型機3機を追加導入しました。受領した3機は、機体記号(レジ)で「A7-ANO」「A7-ANQ」「A7-ANR」として登録されています。保有するA350は、A350-900が34機、A350-1000が18機と、保有機数は計52機を数えます。

コロナ禍で厳しい経営環境を踏まえ、A380の運航停止は継続し、燃料効率に優れた双発機への戦略的投資を継続しています。効率的な運航をめざし、旅客と貨物の双方の市場動向に注視し、環境意識の高い顧客に安心して利用できる環境を整えています。長距離路線の機材をA350-900のビジネス36席、エコノミー247席、A350-1000のビジネス46席、エコノミー281席で、旅客需要に合わせた機材を機動的に配置することも可能です。

カタール航空の社内データによると、A380からA350に変えることで長距離路線で片道あたり二酸化炭素排出を約16トン削減可能です。対象の路線は、ドーハ発着でロンドン、広州、フランクフルト、パリ、メルボルン、シドニー、ニューヨーク線です。こうした結果を踏まえ、旅客需要が適切な規模に回復するまで、A380の運航は控え、収益面と環境に配慮した機材で運航します。

なお、カタール航空は現在、日本路線で成田/ドーハ線をA350-1000で運航しており、10月25日(日)からの2020/21年冬スケジュールで月、水、金、日はA350-1000、火、木、土はA350-900で運航する計画です。

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