ノースロップ・グラマンは2012年7月23日、総額1.61億ドルにおよぶB-1レーダー信頼性・整備性向上計画(PMIP)の改修キットを納入していることを発表しました。
すでに1基の改修キットがサウスダコタ州エルスワース空軍基地のB-1に搭載され、6月には2基がテキサス州ダイエス空軍基地のB-1に搭載されています。
アメリカ空軍はノースロップ・グラマンに2010年9月、B-1 RMIP 22機分、6,500万ドルを発注し、さらに38機分9,500万ドルのオプション発注をしています。B-1 RMIPでは、信頼性と整備性を向上させるためにAN/APQ-164レーダーの2つのライン交換ユニットを交換します。
このレーダー・アップグレードにより、B-1の即応性が強化されると期待されています。