日本航空(JAL)は2021年元旦、「初日の出 初富士フライト」を羽田、成田、名古屋(セントレア)の3空港出発で運航します。「初日の出」と「初富士」をこのフライトで一度に楽しめる予定で、機内では特製のおせち風弁当が提供されるほか、「今治タオルハンカチ」のお土産、搭乗記念の「搭乗証明書」が用意されています。ツアーの販売開始は、羽田が11月18日(水)、成田が11月19日(木)、名古屋が11月20日(金)、いずれも14時からです。
羽田発着はJAL2111便として、国内線仕様の767-300ERを使用します。出発は5時45分ごろ、南アルプス上空で初日の出を鑑賞し、日光付近の上空を飛行したのち、羽田に戻る航路を予定しています。料金はファーストクラス利用の窓側2席2名が16万円、普通席翼上の中央席1席1名が29,000円などと設定されています。
成田発着はJAL3001便として、国際線仕様の787-8「JAL SKY SUITE 787」を使用します。出発は5時35分ごろ、館山沖で初日の出を鑑賞し、富士山を展望したのち、伊豆諸島の上空を飛行して成田に戻る航路を予定しています。料金はビジネスクラス利用の窓側2席2名が13万6,000円、エコノミー翼上の中央席1席1名が27,000円と設定されています。
名古屋発着はJTA2021便として、日本トランスオーシャン航空の737-800で運航します。出発は6時ごろ、南アルプスで初日の出を鑑賞、富士山を展望したのち、富士山の西側を通過しながらセントレアに戻る航路を予定しています。料金はクラスJ利用の窓側3席3名利用で15万6,000円、普通席翼上の窓側から3席を2名、または3名利用ともに72,000円です。
このほか、関西国際空港発着でジェイエアのエンブラエル170型機を使用し、名鉄観光が企画した「初日の出フライト」も運航されます。主に長野県内を一周する航路で、天候が良いと富士山を望むことができるほか、途中に伊勢神宮、熊野神社、熱田神宮を眺めることができるおよそ2時間のフライトです。