アラスカ航空の737-700、着陸時にクマと衝突

アラスカ航空の737-700、着陸時にクマと衝突

ニュース画像 1枚目:アラスカ航空 イメージ
© Alaska Airlines
アラスカ航空 イメージ

アラスカ航空が運航するボーイング737-700型機、AS66便が2020年11月14日(土)、ヤクタット空港に着陸した際、ヒグマと衝突する事案が発生しました。この便は機体記号(レジ)「N615AS」で運航、滑走路11に着陸したところ、機体左側に衝撃を感じました。29エンドで方向転換後にタキシング中、滑走路上でヒグマを発見しました。

ヒグマとの衝突で左側エンジンのインレットとカウリングに損傷が確認されています。ただし、AS66便に搭乗していた乗客にけがなどの被害は発生していません。

この空港は塀で囲まれている部分があり、着陸当時は暗かったものの、着陸10分前には野生動物の存在は把握されていませんでした。飛行機の離着陸時に野生動物と衝突する事案は、特に鳥とのケースが多く、離陸時にエンジンと衝突した際に緊急着陸する事案が発生しています。ただし、クマとの衝突は非常に珍しい事案です。

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