ゴル航空、12月9日から737 MAX運航再開

ゴル航空、12月9日から737 MAX運航再開

ニュース画像 1枚目:ゴル航空 737 MAX イメージ (ぼんやりしまちゃんさん撮影)
© FlyTeam ぼんやりしまちゃんさん
ゴル航空 737 MAX イメージ (ぼんやりしまちゃんさん撮影)

ブラジルのゴル航空は2020年12月9日(水)から、国内線でボーイング737 MAX型機を使用した商用運航を再開します。737 MAXの運航禁止以降、世界で初めて定期便運航を再開する航空会社となります。

運航再開は、ハブ空港のサンパウロを発着する路線で、12月末までに保有する737 MAXの7機をすべて運航再開する予定です。ゴル航空は需要に合わせ、徐々にスケジュールに737 MAXを組み込む予定です。

ゴル航空は発表で、20カ月に及ぶ運航停止の期間中、安全性を見直し、世界中の航空規制当局によるシステム、パイロット訓練のアップグレードを注視し、「その改善に貢献してきた」とコメントとしています。

運航再開に先立ち、ボーイングと共同で140名のパイロットを対象とした訓練を実施し、アメリカ連邦航空局(FAA)とブラジル民間航空局(ANAC)が承認した計画に従い、技術面・運用面の要件をすべて満たしています。

ゴル航空は737 MAXの運航停止期間中、ベロオリゾンテ近郊のタンクレド・ネヴェス国際空港で保管し、整備、修理、部品管理などをグループ企業の整備部門の技術者たちが担ってきました。

737 MAXの運航再開に向けて、アメリカでもアメリカン航空が12月下旬の運航再開を目指し、社内でのテスト飛行を実施するなど、着実に動き出しています。

期日: 2020/12/09から
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