フェデックス、新型コロナウイルス・ワクチンを全米で輸送

フェデックス、新型コロナウイルス・ワクチンを全米で輸送

ニュース画像 1枚目:フェデックス 輸送イメージ
© Fedex
フェデックス 輸送イメージ

フェデックス・エクスプレスは2020年12月11日(金)から、新型コロナウイルス・ワクチンの出荷に着手しています。アメリカ食品医薬品局(FDA)がファイザー社、BioNTech社が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認し、アメリカ各地へ輸送しています。

温度に敏感なワクチンは、フェデックスのアメリカ国内ネットワーク間でモニタリング機器が付され、発送地から仕向地まで専任カスタマーサポート担当者がその荷動きを追跡、監視しています。これにより、配送時間の遅延につながる荒天、渋滞発生などに対応できるようになっています。

フェデックスは670機を超える航空機で、月約32,000フライトを運航しています。このフライトのおよそ半数が、ワイドボディ機による運航で、世界5大陸に90以上のコールドチェーン施設を保有し、航空機や車両でこれらの施設を結び、最終的な目的地へ荷物を届けています。

なお、ワクチン輸送にはドライアイスが必要となる可能性がありますが、フェデックスはドライアイス貨物を毎月約50万輸送しており、大量輸送にも安全に対応できる体制が整えられています。

期日: 2020/12/11から
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