エア・バルティック、ボーイング737完全退役 A220に機種統一

エア・バルティック、ボーイング737完全退役 A220に機種統一

ニュース画像 1枚目:エア・バルティック 737 イメージ (nobu2000さん撮影)
© FlyTeam nobu2000さん
エア・バルティック 737 イメージ (nobu2000さん撮影)

エア・バルティックは2020年12月17日(木)、ボーイング737型機が本拠地のリガ国際空港を離れ、全機が退役したと発表しました。保有機種は全てエアバスA220型機のみとなりました。最後に退役した737は、機体記号(レジ)「YL-BBX」でした。この機材はマグネティックMROが取得しており、リガからチェコのオストラヴァにフェリーされました。

初めての737は2003年11月、レジ「YL-BBB」を導入しました。これを皮切りに計20機を導入しました。機種別には737-300が9機、737-500が11機で、輸送した旅客数は計2,200万人超、28万回以上のフライトを運航しました。

737に変わる機材としてエア・バルティックは、A220-300を導入しています。2016年11月に当時のボンバルディアCS300型機をローンチカスタマーとして受領しました。CS300がA220-300に名称を変更した以降も信頼を寄せ、発注機数を増やしており、計50機を確定発注しています。

12月13日(日)には「YL-AAX」と「YL-AAY」として登録された24機、25機目のA220-300を導入しています。この機材受領により、2020年に計画されていた予定が完納されています。確定発注分でさらに保有機を増やす計画ですが、30機のオプションを保有しており、今後も燃費の良い小型の単通路機でネットワークを拡張する計画です。

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