JALとカンタス、夏から共同事業 国際線の早期回復めざす

JALとカンタス、夏から共同事業 国際線の早期回復めざす

ニュース画像 1枚目:JAL 777-300ER
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JAL 777-300ER

日本航空(JAL)とカンタス航空は、アフターコロナにおける国際線の運航再開を見据え、新たな共同事業計画を発表しました。コードシェア路線の拡大に加え、日本/オーストラリア間の新路線の開設も検討しています。旅行者の利便性を向上させるとともに、国際線のより早い回復を促進したい考えです。

現在、オーストラリアとニュージーランドの規制当局に事業申請中で、認可が下りれば、カンタス航空が国際線を再開予定の2021年7月ごろから共同事業の開始を見込んでいます。

共同事業では、コードシェア路線の拡大とスケジュールの最適化により、より多くの都市への接続が可能となります。JAL便利用者はオーストラリアとニュージーランドの15都市へ、また、カンタス便の利用者は日本国内14都市へ、新たにコードシェア便が利用できます。このほか、マイレージプログラムの特典強化、価格設定や販売・マーケティングでも協働します。

JALの赤坂祐二社長は、国内ネットワークへの接続拡大などにより、より多くの旅の選択肢を提供し、両国間における旅行需要の早期回復が期待できると説明しています。

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