エミレーツ航空、新プレミアムエコノミー搭載A380 運航開始

エミレーツ航空、新プレミアムエコノミー搭載A380 運航開始

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空、新プレミアムエコノミー
© Emirates
エミレーツ航空、新プレミアムエコノミー

エミレーツ航空は2021年1月4日(月)から、新しいプレミアムエコノミーシートを搭載したエアバスA380型機をドバイ/ロンドン・ヒースロー線に導入しました。新プレミアムエコノミーを搭載した機材で運航する便は、EK003、EK004便です。スケジュールは、ドバイ発が14時30分、ロンドン・ヒースロー着18時20分で、復路はロンドン発20時20分、ドバイ着は翌日7時20分です。

このプレミアムエコノミーは、最新のA380に加え、2023年にエミレーツ航空が導入予定のボーイング777X型機の一部に搭載される予定です。さらに、エミレーツ航空は新たに受領するA380型機に加え、既存のA380も改修する計画です。「フライ・ベター(Fly Better)」のキャッチフレーズでサービスを展開するエミレーツ航空は、パンデミック対策で中断した新商品やサービスの導入を再開しています。

エミレーツ航空は、2020年12月に機体記号(レジ)「A6-EVL」「A6-EVM」「A6-EVN」と3機を受領していますが、プレミアムエコノミーは最後に受領した「A6-EVN」に搭載されています。全体の座席構成はファースト14席、ビジネス76席、プレミアムエコノミー56席、エコノミー338席です。当面、プレミアムエコノミーの利用は無料アップグレードで対応し、サービス体制が整った時点から正式にサービスを開始します。

プレミアム・エコノミーは1階のメインデッキに配置されており、シート仕様はピッチが最大40インチ、幅は19.5インチ、リクライニングは8インチです。クリーム色のアンチステインレザーで、ステッチが施された座面と背中を支え、体を包み込むような形状が採用されています。6方向に調節可能なヘッドレスト、フットレストを備え、体を伸ばすスペースを十分に確保しつつ、快適性とサポート性を高める機能のシートに仕上がっています。

各シートのモニターは13.3インチで、機内エンターテイメント「ice」で音楽、映画、テレビ、ニュースなどのコンテンツを視聴できます。座席には充電設備、ダイニングテーブル、サイドカクテルテーブルなども配置されています。

メニューを開く