航空自衛隊は2021年1月18日(月)から2月28日(日)まで、「コープ・ノース21 (COPE NORTH 21)」に参加します。日米豪の3カ国による共同訓練で、人道支援・災害救援の訓練も実施しています。また、同時期に実施される人道支援・災害救援訓練には3カ国に加え、フランスも参加します。
3カ国の共同訓練の項目は、防空戦闘、戦術攻撃、対戦闘機戦、空対地射爆撃、電子戦、空中給油、地上給油、戦術空輸、航空輸送、物料投下訓練、警備、燃料補給などです。人道支援・災害救援活動では、航空輸送、物料投下、患者搬送や飛行場応急復旧を実施します。訓練は実践的な環境で行われ、共同対処能力、相互運用性、戦術技量の向上につなげます。
訓練の実施場所は、グアム・アンダーセン空軍基地、ファラロン・デ・メディニラ空対地射場とその周辺空域、パラオのロマン・トメトゥチェル国際空港とアンガウル島です。
空自の参加部隊は、航空総隊の第2航空団、第8航空団、警戒航空団、航空支援集団の第3輸送航空隊です。機種は、F-15J/DJが6機、F-2Aが3機、E-767が1機、C-2が1機です。
■コープ・ノース21 空自参加部隊 <航空総隊> 第2航空団(千歳):F-15J/DJ、6機 第8航空団(築城):F-2A、3機 警戒航空団(浜松):E-767、1機 基地警備教導隊(百里):人員10名 <航空支援集団> 第3輸送航空隊(美保):C-2、1機