ブリーズ・エアウェイズ、エンブラエル機を受領 2021年就航めざす

ブリーズ・エアウェイズ、エンブラエル機を受領 2021年就航めざす

ニュース画像 1枚目:ブリーズ・エアウェイズ 機体イメージ
© Embraer
ブリーズ・エアウェイズ 機体イメージ

アメリカで2021年にも運航開始を計画しているブリーズ・エアウェイズは、最初の機材としてエンブラエル製の機体を受領しました。E195を1月、E190を2月にそれぞれ受領しています。E195の機体記号(レジ)「N190BZ」はアズール・ブラジル航空、E190のレジ「N90NA」はノルディック・アビエーション・キャピタル(NAC)からリースで導入しました。

Eジェットは、カナダ、メキシコ、アメリカの航空会社のリージョナル路線に投入される主力機材です。ブリーズ・エアウェイズが導入した2機のうち、E190はエア・カナダで使用されていた機体でもあります。ブリーズの創業者でアズールの会長を務めるデイビッド・ニールマン氏は、直行便が就航していない中規模都市を結ぶ機材として最適と評価しています。

ブリーズ・エアウェイズは、早期就航を目指し、発注済みのA220-300導入を前にリースでエンブラエル製の機材導入を決めました。ニールマン氏が会長で投資するアズールからの機材導入で運航を目指します。エンブラエルもコストを抑えながら、都市間を結ぶ定期便を支える設計が採用されているとアピールしています。

この新たな航空会社は、格安航空会社(LCC)と同じくコストを抑えつつ、高いサービス品質を提供する方針です。日本の航空会社ではスカイマークやスターフライヤーなどを思わせるモデルとなりそうです。

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