B-1Bランサー、岩国基地に初着陸 12月に

B-1Bランサー、岩国基地に初着陸 12月に

ニュース画像 1枚目:第242海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-242)のF-35BライトニングIIとB-1Bランサー
© U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Tyler Harmon
第242海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-242)のF-35BライトニングIIとB-1Bランサー

アメリカ空軍は2021年2月18日(木)、B-1Bランサーの一部退役を発表しました。これに呼応するように太平洋空軍はB-1Bの歴史を飾る1ページとして、日本の岩国航空基地に初めて2020年12月16日(水)、着陸していたことを公表しました。公表された画像から、エルスワース空軍基地所属の「86-0094」に加え、「86-0120」の2機が岩国に着陸しています。

B-1Bは当日、日本海、東シナ海や沖縄周辺空域で航空自衛隊のF-15、F-2戦闘機と編隊航法や要撃戦闘訓練を実施していました。空自の参加部隊は新田原の第5航空団所属F-15が4機、百里の第7航空団所属F-2が4機、那覇の第9航空団所属F-15が7機でした。訓練を終え、空自の戦闘機とB-1Bは北日本方面を飛行しました。

北日本方面での飛行訓練を終え、14時前にB-1Bが岩国飛行場に着陸しました。これがB-1Bランサーとして、岩国飛行場に初めて着陸した機会となりました。ランサーを受け入れたMCAS岩国基地司令のランス・ルイス大佐は、「MCAS岩国の高い能力を改めて示す機会」であったとコメントしています。

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