陸自向けLR-2、テキストロンが納入 国内で作業後引き渡し

陸自向けLR-2、テキストロンが納入 国内で作業後引き渡し

ニュース画像 1枚目:陸自向けLR-2
陸自向けLR-2

テキストロン・アビエーションは2021年2月25日(木)、陸上自衛隊向けビーチクラフト・キングエア350iをジャップコンに納入したと発表しました。陸自ではLR-2連絡偵察機として就役する機材で、2017年5月に北部方面航空隊所属のLR-2が墜落したことを受けた新規発注分とみられます。防衛省は2017年度補正予算で、 E-2D早期警戒機などとともに、LR-2連絡偵察機の調達を計上し、2021年度の納入を予定していました。

テキストロン・アビエーションは、納入時に胴体腹部に取り外し可能な前方監視赤外線カメラ(FLIR)、通信機器などを搭載しています。ジャップコンで、緊急患者輸送時のストレッチャー搭載に対応する改造が行われた後、陸自に納入される予定です。

LR-2は陸自で唯一の固定翼機で、各地の人員等の輸送、離島の救急患者輸送などに使用されています。現在、木更津駐屯地の第1ヘリコプター団、北部方面航空隊、西部方面航空隊、第15ヘリコプター隊に計7機あります。新たに納入された機体は、第1ヘリコプター団に配備される見通しです。

LR-2のベース機のキングエア350iは、ハーツェル・プロペラの4枚羽とプラット・アンド・ホイットニー・カナダのPT6A-60Aエンジンを搭載しています。巡航速度は時速560キロメートル、航続距離はおよそ3,600キロメートルです。コクピットはタッチスクリーンパネルを搭載した最新のコリンズ・エアロスペースの統合アビオニクスを備えています。

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