フジドリームエアラインズ(FDA)は、2021年5月に松本/那覇間でチャーター便を運航します。松本発は日本旅行長野支店、那覇発は沖縄ツーリストがそれぞれツアーを企画し、双方向チャーターとして運航します。このうち、那覇発松本着のチャーター便の運航は今回が初めてです。
***このチャーター便は新型コロナウイルス感染症の状況から、
運航時期の延期が決まりました (2021年4月15日(木) 追記)***
フライトは、往路の松本発が5月6日(木)午前、折り返しの那覇発が5月6日(木)午後、復路は松本発が5月8日(土)午後、那覇発が5月9日(日)午後です。このため、ツアーは松本発が航空券と宿泊をセットにした3泊4日のフリープラン、那覇発は蓼科温泉と上高地に宿泊する2泊3日周遊ツアーが3コース設定されます。
長野県は2021(令和3)年度予算で、アフターコロナの成⻑を⾒据えた施策として、観光・経済面で相乗効果が期待される沖縄との連携強化策として670万円の予算を確保。松本空港の新たな路線開設に向けた取り組みとして、今回のチャーター便を支援します。
那覇発松本着のチャーター便運航は、初めてのことで、長野県は今回のチャーター便を足掛かりに、冬の双方向チャーター便、さらにプログラムチャーターあるいは季節便、将来的な定期便の就航につなげたい考えです。県では夏だけでなく、冬についても沖縄発で雪をテーマとした需要に期待を示しており、今回の取り組みはその第1歩とみています。
FDAも今回の松本/那覇間の双方向チャーター便は、試験的な取り組みと位置付け、需要を探る狙いです。一般的には、沖縄は全国から人気の目的地で、冬の時期には本土から沖縄へ向かう需要があります。一方で、沖縄から雪を目的としたツアーを含めた、本土への旅行需要を全体として見極め、今後の対応につなげる方針です。