アメリカン航空、コロナ禍で非接触サービス 米空港でトライアル拡大

アメリカン航空、コロナ禍で非接触サービス 米空港でトライアル拡大

ニュース画像 1枚目:アメリカン航空が試験導入している生体認証サービス イメージ
© アメリカン航空
アメリカン航空が試験導入している生体認証サービス イメージ

アメリカン航空はダラス・フォートワース国際空港のターミナルやラウンジで生体認証技術による非接触サービスの導入を拡大します。2021年3月からはほぼ全てのターミナルで、タッチレスで操作できる自動手荷物預け機を試験導入します。また、今後ラウンジ「アドミラルズクラブ」への入室にも非接触技術の試験導入を進めます。

2020年にワシントン・レーガン空港で実施された試験と同様に、旅行者は生体認証サービスを利用するか選択できます。生体認証を使用すると、物理的な身分証明書や搭乗券を取り出す必要なく、手荷物を預け入れることができます。

ラウンジでも、今年中に非接触での入室サービスを拡大します。なお、現在ラウンジは、新聞や雑誌を無料ダウンロードすることで、紙媒体を共有せずに楽しめるほか、春からは一部のラウンジでモバイル注文方式も導入予定です。

アメリカン航空はこれらの実証実験で得た経験を活かし、2021年末にはアメリカ国内線の搭乗にも生体認証のトライアルを実施するなど、旅行者の利便性向上のみならず、コロナ禍において、より安心できる旅行体験の提供を目指します。

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