三沢所属のF-35A戦闘機「99-8712」、青森空港に緊急着陸

三沢所属のF-35A戦闘機「99-8712」、青森空港に緊急着陸

ニュース画像 1枚目:F-35A戦闘機「99-8712」イメージ (T spotterさん 2019/02/05撮影)
© FlyTeam T spotterさん
F-35A戦闘機「99-8712」イメージ (T spotterさん 2019/02/05撮影)

航空自衛隊三沢基地所属のF-35A戦闘機が2021年3月24日(水)、青森空港に緊急着陸しました。14時20分に着陸したことを受け、日本航空(JAL)の14時35分発、札幌・新千歳行きJAL2806便が遅延する影響がありました。この便は14時47分に出発しました。青森県は、すでに3月24日(水)付けで三沢基地司令に対し、安全確保など申し入れを実施しています。

空自戦闘機が青森基地に緊急着陸する事例は過去にありますが、F-35Aの青森空港の緊急着陸はこれが初めてとみられます。緊急着陸した機体は三沢基地所属のF-35A戦闘機で「99-8712」です。エンジン関連の警報灯が点灯したことによる予防措置でした。

この機体の安全確保を目的として、「99-8712」の着陸を見届けた随伴のF-35A戦闘機1機が14時23分、青森空港に緊急着陸しました。2機の着陸により、民間機の運航に遅延が発生しました。

「99-8712」は三菱重工業の小牧南工場で製造された機体で、2019年2月初旬に初飛行。同年3月初旬には三沢基地への配備が確認されています。

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