サウスウェスト航空、737 MAXを100機確定発注 オプション155機

サウスウェスト航空、737 MAXを100機確定発注 オプション155機

ニュース画像 1枚目:サウスウェスト航空 MAX イメージ
© Southwest Airlines
サウスウェスト航空 MAX イメージ

格安航空会社(LCC)の源流、アメリカのサウスウェスト航空は2021年3月29日(月)、ボーイングとボーイング737 MAX 7型機100機について、確定契約を締結しました。この契約には、737 MAX 7または737 MAX 8のいずれかで155機を追加発注できる条件が付けられています。

サウスウェスト航空はこの契約以前に115機のオプションを含む計373機の737 MAXを発注済みです。新たな追加契約により、確定分は737 MAX 7が200機、737 MAX 8が149機、MAX 7またはMAX 8のいずれかのオプションは270機、2021年に導入されるリース機を含めると628機となります。今回の発注により、サウスウェスト航空は現在の主力機の737-700と737-800を機材更新します。

追加契約により、機材の受領は2031年まで延長します。受領ペースは2021年に28機ですが、2022年は72機、2023年は68機で、2024年から2026年は毎年70機、2027年から2030年は60機ずつを受領します。

サウスウェスト航空は創立時からボーイング737シリーズのみで運航し、737-200、737-300、737-500はすでに退役、現在は737-700と737-800を使用しています。これまで使用してきた機数は、現役機を含め1,000機を超えています。

今回の発注でサウスウェスト航空は、LCCのビジネスモデルの基本とされる単一機種に絞り、低コストで運航できる利点を継続し、確定発注とオプションのバランスを保つことで経営面で柔軟性を確保しています。

■サウスウェスト航空 737 MAXの最新発注機数と納入スケジュール
MAX 7
確定
MAX 8
確定
MAX 7 or 8
オプション
MAX 8
リース契約
合計
2021年-19-928
2022年30-42-72
2023年30-38-68
2024年30-40-70
2025年30-40-70
2026年151540-70
2027年151530-60
2028年151530-60
2029年203010-60
2030年1545--60
2031年-10--10
合計2001492709628
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