コルセール、初のA330neo受領 最大離陸重量増加で航続距離延長

コルセール、初のA330neo受領 最大離陸重量増加で航続距離延長

ニュース画像 1枚目:コルセール、初のA330neo
© AIRBUS
コルセール、初のA330neo

コルセールは2021年3月31日(水)、初のA330-900を受領しました。初号機は機体記号(レジ)「F-HRNB」で、最大離陸重量(MTOW)が251トンに増加された初のA330neoです。コルセールはA330neoを5機導入する計画で、今回の1機目はアヴァロンとのリース契約で導入されています。初号機は、3月31日(水)にトゥールーズからパリ・オルリー空港へフェリーされています。

A330neoを5機導入することで、保有するA330-200、A330-300を更新します。コルセールは2020年6月、747を完全退役させ、保有機は全てA330となっていました。アンティル諸島やレユニオンを結ぶ長距離路線でも、環境効率の高い機材で客室の快適性を高めます。

新たな機材のA330-900は、3クラス制の352席を搭載し、最新式の機内エンターテインメント(IFE)や機内Wi-Fi接続など、エアバスが開発した「エアスペース」キャビンが標準で装備されています。

A330neoは、ロールス・ロイスのトレント7000エンジンを搭載し、空力性能を向上、新しい主翼やウイングレットを採用しています。こうした技術を組み合わせ、燃料消費量と二酸化炭素の排出量を25%削減できます。さらに、コルセールが導入した「F-HRNB」は、MTOW251トンに増加された初のA330neoで、最大13,400キロメートル(km)の航続距離を飛行できるほか、積載量はこれまでより10トン多く搭載できます。

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