サーブ、T-7Aレッドホーク2機目の後部胴体をボーイングに納入

サーブ、T-7Aレッドホーク2機目の後部胴体をボーイングに納入

ニュース画像 1枚目:T-7Aレッドホークの後部胴体組み立てるサーブ工場
© SAAB
T-7Aレッドホークの後部胴体組み立てるサーブ工場

サーブは2021年7月24日(土)、T-7Aレッドホーク飛行試験機の2番目の後部胴体セクションを出荷したと発表しました。アメリカ空軍向けに製造するT-7Aレッドホークは、スウェーデン・リンシェーピングに所在するサーブ工場で後部胴体が製造され、アメリカ・ミズーリ州セントルイスのボーイング工場に輸送されています。技術・製造開発(EMD)契約の段階が終了すると、インディアナ州ウェストラファイエットにサーブが設ける新施設でT-7A後部胴体を製造する計画です。

T-7Aレッドホークは、アメリカ空軍の次期ジェット練習機として開発が進められています。ボーイングとサーブによって提案、設計されたT-7Aレッドホークは、2023年にアメリカ空軍に納入予定です。

サーブが製造した後部胴体は、ボーイングが前部、主翼、水平尾翼、尾翼の接合作業を経て、EMDの飛行試験プログラムで使用する試験機として組み立てられています。油圧、燃料、二次動力システムなどサブシステムが取り付けられた後部胴体は、コクピットの後ろから最後部まで胴体の中央構造を形成しています。

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