防衛省は2012年8月9日、「海賊対処のために派遣されたP-3C哨戒機の活動状況について(平成24年7月)」を発表しました。
これはアフリカ大陸北東のソマリア沖やアデン湾で多発する海賊行為に対して、国際協調して対処している事案です。海上自衛隊は護衛艦2隻と搭載ヘリコプター、そしてジブチ国際空港を拠点にP-3C哨戒機2機が派遣され、活動しています。
7月はP-3Cの飛行回数、飛行時間とも5、6月と大きく変わった点はなく、各国の船舶に情報提供を行っています。
■任務実績(7月1日~7月31日)
飛行回数:18回(累計 725回)
飛行時間:約130時間(累計 約5,610時間)
確認した商船数:約1,510隻(累計 55,970隻)
護衛艦、諸外国の艦艇等及び民間商船への情報提供:約160回(累計 約6,500回)