1979年10月18日、マクドネル・ダグラスのロングビーチ工場で製造されたMD-80型が初飛行しました。MD-80は胴体後部の左右にエンジンが配置され、尾翼はT字型が特徴です。「MD-80」は、MD-81、MD-82、MD-83、MD-87、MD-88の各型式の総称です。初飛行から40年以上が経つ今でも、世界で120機超のMD-80が現役で活躍しているとみられます。
この機種は、日本の航空会社では日本エアシステム(JAS)が計34機を導入、運航していました。MD-80のうち、機種はMD-81、MD-87でした。この34機はJASと日本航空(JAL)との統合を経て、26機がJALでも運航され、2010年9月まで活躍しました。