航空自衛隊は2022年1月20日(木)にも、C-130H輸送機2機をトンガに飲用水を輸送します。トンガ沖で1月15日(土)13時頃に発生した火山噴火とその後の津波被害を受け、政府が緊急援助物資の提供を決めたことを受けた対応です。C-130Hはまず、飲料水を輸送します。
防衛省はトンガでの国際緊急援助活動のため、情報収集・連絡調整をオーストラリアで実施。空自のC-130H派遣に加え、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」を使い、輸送活動を実施します。「おおすみ」には、陸上自衛隊CH-47ヘリコプター2機を搭載するほか、飲料水・火山灰撤去の用具など緊急支援物資を搭載し、準備ができ次第、出港する予定です。
この支援のため、自衛隊はトンガ王国国際緊急援助活動統合任務部隊を編成し、輸送・支援活動を実施します。