チャイナエアラインは2022年1月27日(金)、ボーイング777貨物機(F)を4機、発注しました。チャイナエアラインは2019年に777Fを6機契約しており、これにより計10機の発注になります。チャイナエアラインは現在、2020年11月に初の777F導入から3機に拡大しており、ボーイング747-400型貨物機の18機と合わせ、2機種21機で航空貨物輸送事業を展開しています。
チャイナエアラインの貨物事業は、コロナ禍で収益性を確保する重要な事業ですが、長期的にも成長戦略に不可欠として、機材更新と長距離貨物輸送の旗艦機として発注されています。機材更新で、サプライチェーンの進化に対応します。
777Fは、ボーイング777-200LR型旅客機をベースに開発された新造の貨物専用機です。双発エンジンの貨物機で、航続距離は9,200キロメートル(km)、ペイロードは102トンです。777Fのペイロードは747-400Fより20%多くなっています。メインデッキは縦横2.5メートル、3メートルサイズの標準パレットを27個、収容できます。