アップグレード量産機MQ-4C IFC-4、アメリカ海軍に納入

アップグレード量産機MQ-4C IFC-4、アメリカ海軍に納入

ニュース画像 1枚目:砂漠の上空を飛行するMQ-4C IFC-4
© Northrop Grumman Corporation
砂漠の上空を飛行するMQ-4C IFC-4

ノースロップ・グラマンはMQ-4CトライトンのIFC-4を2022年2月1日(火)、アメリカ海軍のパタクセントリバー海軍航空基地に納入したと発表しました。ノースロップ・グラマンが「B8」と名付けた機体で、IFC-4は海上の情報、監視、偵察、ターゲティング(MISR&T)移行計画の一部として、ミッションセンサー機能がアップグレードされた最初の量産機です。MQ-4C IFC-4は、2021年7月に初飛行していました。

MQ-4Cの「IFC-3」から「IFC-4」へのアップグレードでは、約30カ月の改修作業が実施されてきました。「IFC-4」のアップグレードで、SIGINT(通信・電磁波・各種信号など傍受による諜報・諜報活動)機としての能力を高めており、電子偵察機EP-3EアリエスIIを退役させる環境が整います。

IFC-4の初期作戦能力(IOC)の獲得は、2023年の予定です。IFC-4は、P-8Aポセイドンを補完する役割と、長時間滞空できる航空機の能力を発揮し、情報・監視・偵察(ISR)任務の能力強化します。なお、MQ-4Cは、2024年に「IFC-5」へさらに能力を向上させる計画があります。

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