エアバスは2022年2月9日(水)、ドイツのビジネスジェットを運航するK5アヴィエーションにA330-300型を引き渡しました。K5アビエーションとして初めてのエアバス・コーポレート・ジェット(ACJ)330で、今後、VIP機として艤装が実施される予定です。
艤装作業は、フォッカー・テクニックが担当します。K5は単通路機のACJ319型でフォッカー・テクニックに艤装作業を依頼しており、その経験から今回のワイドボディ機での契約となりました。フォッカー・テクニックは、初めてワイドボディ機のVIP艤装を実施します。機体はオランダ・ウーンスドレヒトにフェリーされており、客室スペース243平米でK5が指定した内装の取り付け作業が実施されます。
ACJ330-300は、約18時間半を飛行できる能力を備えています。このため、ヨーロッパからオーストラリアまで直行で運航することが可能な性能があります。
現在、K5アビエーションは、エアバス機ではACJ319を4機、ACJ350-900を1機、ボンバルディア製グローバル6000型を1機、保有・運航しています。