ジェイエアは2022年2月10日(木)から、オリジナルデザインの「五稜箸木頭朱杉2膳セット」の機内限定販売を開始しました。このグッズは、徳島県那賀町のブランド杉「木頭杉」の間伐材を利用した五角形の箸2膳セットです。五角形の一辺にはジェイエアの本拠地、大阪国際(伊丹)空港の2本ある滑走路のうち3,000メートル長の「14R/32L」が記されています。さらに、機内アナウンスのような文言と合わせ、航空ファンの心をくすぐる作りになっています。箸のデザインは、ジェイエアの客室乗務員が考案したオリジナルデザインです。
五稜箸木頭朱杉(ごりょうばしきとうあかすぎ)は、杉の中心にある朱い部分が使用されています。固く、油分に強く、抗菌性に優れ、杉の芳醇な香りが楽しめる部分が使われています。
世界的には森林伐採が問題視されるものの、徳島県那賀町など日本の中山間地域では、整備されずに放置された森林が大雨や強風で崩れ、大きな自然災害を引き起こす場合があります。このため、杉を適切に間伐する整備は重要な作業です。今回のグッズになった箸は、間伐材、かつ地域の大切な森林資源の活用です。このため、売り上げの一部は材料を提供する徳島県那賀町の森林保全活動に寄付されます。
価格は3,000円で、売り切れ次第終了します。販売はジェイエアが運航する全路線です。なお、機内販売は現金のみで対応しています。