ウクライナ国際航空(UIA)は2022年3月23日(水)まで、ウクライナ上空のNOTAMに基づき、定期便、チャーター便など全ての便を運休します。同社の機材25機のうち、11機がウクライナ国内に駐機していると見られます。
UIAは2月21日(月)時点でキエフ・ボルィースピリ国際空港の発着でパリ、アムステルダム、ミュンヘン、ロンドン・ガトウィック、プラハ、バルセロナ、ミラノ、ジュネーブ、ヴィリニュス、キシナウなどヨーロッパ主要都市への運航を継続していました。ロシアの侵攻が始まった2月24日(木)はNOTAMによる24時間の運航停止、翌日に2月27日(日)まで延長し、今回さらに運休期間を延長しています。
ウクライナ国際航空は2月24日(木)時点、保有機はボーイング737型が16機、ボーイング767型が2機、エンブラエルE190型が7機、計25機でした。このうち、ウクライナ国内でキエフに10機、オデッサに1機が保管されていると見られます。
■ウクライナ国際航空保有機
<ウクライナ国内>:11機
特筆以外はキエフ
・737-800 (4機)
UR-PSE
UR-PSF
UR-PSW
UR-UIA
・737-900 (1機)
UR-PSJ
・767-300 (2機)
UR-GEA
UR-GED
・E190 (4機)
UR-EMD
UR-EME
UR-EMF
UR-EMC (オデッサ)
<ウクライナ国外駐機>:14機
スペイン (6機)
モロドバ (3機)
セルビア (2機)
フランス (1機)
UAE (1機)
イスラエル (1機)