ハロー・ヨーロッパ!ルフトハンザ・カーゴ、A321P2F運航開始

ハロー・ヨーロッパ!ルフトハンザ・カーゴ、A321P2F運航開始

ニュース画像 1枚目:愛称「ハロー・ヨーロッパ」のA321P2F
© Lufthansa Cargo
愛称「ハロー・ヨーロッパ」のA321P2F

ルフトハンザ・カーゴは2022年3月15日(火)、エアバスA321貨物機(P2F)の運航を開始しました。ルフトハンザ・カーゴが導入した初めてのA321P2Fで、LH8350便としてフランクフルト/ダブリン線に投入されました。機体記号(レジ)「D-AEUC」は、愛称「ハロー・ヨーロッパ」と名づけられました。愛称は、「世界へこんにちは(Say hello around the world)」のコンセプトで2013年から命名されており、A321P2Fは主にヨーロッパ域内でエクスプレス貨物を輸送するため、この名称が選定されました。

A321P2Fは、需要が継続的に伸びているeコマース業界から要望に対応し、貨物顧客に多くの容量、高速輸送手段を提供します。定期便だけでなく、チャーター便で顧客の要望に応じた輸送サービスを展開していきます。A321P2Fは、ダブリンをはじめ、マンチェスター、イスタンブール、テルアビブ、マルタ、チュニスなどに運航する計画です。

ルフトハンザ・カーゴは現在、ボーイング777貨物機(F)15機を運航しており、中型機のA321P2Fは初めての機種です。2機目は2022年夏の終わりに運航を開始する予定です。A321P2Fはウェットリース契約で、ルフトハンザ・シティーラインが運航、ルフトハンザ・カーゴの便名が付与されます。

旅客機から貨物機に改修したA321P2Fは、eコマースの世界的な拡大を受け、人気が高まっています。航続距離は3,500キロメートルで、積載量は28トンです。日本でも2024年4月から、日本航空(JAL)とヤマトホールディングスによる運航が計画されています。

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