フジドリームエアラインズ グリーンの機体、国産SAFでチャーター便運航

フジドリームエアラインズ グリーンの機体、国産SAFでチャーター便運航

ニュース画像 1枚目:バイオジェット燃料(SAF)「サステオ」でチャーター便を運航したJA08FJ
© FDA / ユーグレナ
バイオジェット燃料(SAF)「サステオ」でチャーター便を運航したJA08FJ

フジドリームエアラインズ(FDA)は2022年3月16日(水)、静岡発名古屋小牧空港行きチャーター便で、ユーグレナが製造する国産の持続可能なバイオジェット燃料(SAF)「サステオ」で初めてチャーター便を運航しました。静岡/名古屋小牧間でSAFを使用したジェット旅客機のフライトも初めてでした。このフライトは、エンブラエルERJ-175型の機体記号(レジ)「JA08FJ」のグリーンの機体で運航されました。FDA8100便として静岡を11時30分に離陸し、乗客77名を乗せた約60分の飛行でした。

今回の「サステオ」によるフライトは、鈴与グループの協力で実現しました。今回の搭乗客は、鈴与商事と協定を締結し、再エネ率100%に向け取り組む浜松開誠館高等学校、静岡県立科学技術高等学校の生徒たちや自治体、空港関係者でした。

鈴与グループはこれまで、ユーグレナ社の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を車両で使用しています。鈴与商事が2021年7月に自社の宅配水配送車両へ、鈴与カーゴネットが2021年9月に軽油代替として車両へ給油し、トライアル運行を実施していました。

FDAのバイオジェット燃料によるフライトを通じ、ユーグレナは地方空港でのSAFの調達・供給・品質管理に関する知見を得る機会となりました。ユーグレナは引き続き、バイオジェット燃料の本格的な導入に向け、さらに検討を進めます。

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