航空ファンとANAファン向けに、全日空(ANA)で使用された世界で1つだけのレア商品をオークション形式で販売する「SorANAka(ソラナカ)ヤフオク!店」で2022年3月22日(火)から3月27日(日)まで、第3弾オークションが開催されます。今回のオークションは、国際線ビジネスクラスのモックアップシート、モデルプレーン、機体識別板の3商品が出品されます。このうち、機体識別板はANAグループ内で会社が移った変遷が分かる3枚の識別板セットと、入手しにくい商品ながら、さらにその変遷が分かる貴重なものになりそうです。
出品される機体識別板は、ボーイング737-500型の「JA306K」です。「JA306K」は1999年から2020年6月まで、ANAグループで運航されました。その期間にエアーニッポン、ANA、ANAウイングスと移籍し、機体識別板の会社名では順に、エアーニッポン、ANA、ANAホールディングス(ANAウイングス時代)と記されています。識別板は所有者や所有者住所が変わるたびに変更する必要があり、その変遷が分かる商品です。入札開始価格は737円です。
シートは、お披露目イベントなどで使われたモックアップで、日本の航空会社で初めて採用された互い違いに置く「スタッガードタイプ」です。シートポジションとベッドポジションの2台セット販売で、前後に並べると、シートとベッドの2パターンを楽しめる商品です。モックアップシートは、ANAオリジナルの国際線ビジネスクラスに搭載されているスタッガードタイプで、ボーイング777-300ER型に搭載されており、入札開始価格は7,773円です。
モデルプレーンは、ボーイング747-400型1/100サイズのデスクスタンドタイプ2機セットです。「JA8094」は漢字の「全日空」ロゴが施され、ウイングレットは1990年導入当時の塗装が施されています。もう1機は、「JA8098」で全日空ロゴからANAロゴに変わった時期のモデルプレーンで、こちらも宣伝のために製造された非売品モデルです。入札開始価格は744円です。
なお、「SorANAka(ソラナカ)ヤフオク!店」での第1弾は「国際線ファーストクラスモックアップシート」が380万6,000円、「ボーイング777-300ERウインドウフレーム」が45万9,000円、第2弾は「ボーイング747-400型(JA8094)1/25」が73万7,000円、「ボーイング747-400型 (JA8094) 機体識別板」が17万5,450円でした。