ロッキード・マーティン、C-130Jの500機目を納入

ロッキード・マーティン、C-130Jの500機目を納入

ニュース画像 1枚目:納入された500機目のC-130J
© Lockheed Martin photo by David Key
納入された500機目のC-130J

ロッキード・マーティンは2022年3月15日(火)、500機目のC-130Jスーパーハーキュリーズを納入したと発表しました。節目の機体は、マクラフリン空軍基地の第130空輸航空団(130AW)向けでした。バージニア州兵の130AWは現在、C-130Hハーキュリーズからスーパーハーキュリーズへ機種更新を進めています。

C-130ハーキュリーズは1954年に初飛行し、改修を続けながら現在まで製造が続けられているロングセラーの軍用輸送機です。C-130Jは1990年代から開発が進められた機種です。さらに、最新のC-130J-30スーパーハーキュリーズは複合材の6枚プロペラを装備し、航続距離は以前の約2,000キロメートル(km)未満から3,100km超と長くなっています。乗員も以前は5名でしたが3名で運航できるほか、搭乗できる兵員もかつての92名から129名に増加し、機能が強化されています。

C-130Jは、軍事輸送、人道支援、空中消火、自然災害救援支援、医療機関に搬送、捜索救助、気象偵察、空中給油を含む17の異なる任務に対応しています。これまでに22カ国26の運航者により、累計で200万時間超を飛行しています。

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