陸自第12ヘリコプター隊CHー47J「52925」、用途廃止で相馬原離れる

陸自第12ヘリコプター隊CHー47J「52925」、用途廃止で相馬原離れる

ニュース画像 1枚目:相馬原駐屯地を離れる前のCH-47J「52925」
© 陸上自衛隊 第12旅団
相馬原駐屯地を離れる前のCH-47J「52925」

陸上自衛隊第12旅団は、第12ヘリコプター隊本部隷下で第2飛行隊CH-47Jの「52925」が退役したと発表しました。第12旅団が用途廃止のため、相馬原飛行場から離れる様子をTwitterで公開しています。

CH-47Jは、ボーイングバートル(現・ボーイング)が開発・製造した大型輸送ヘリコプターのCH-47Dを川崎重工が陸自・空自向けに日本仕様を製造。陸自には、CH-47Jとして34機納入されています。「52925」は約30年に渡り、東日本大震災や山林火災や集中豪雨での人命救助など災害対応を含む陸自のさまざまな活動、任務、訓練で使用されてきました。CH-47Jの一部は、CH-47JAに改修された機体もありますが、「52925」は改修されることなく、任務を全うしました。

CH-47Jと大型化されたCH-47JAを合わせ、国有財産台帳での保有数は、2017年3月末の57機から2021年3月末に53機と徐々に減勢しています。

■陸自CH-47J/JA 国有財産台帳上の保有数
2017年:57機
2018年:56機
2019年:55機
2020年:53機
2021年:53機

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