政府専用機、特使派遣・ウクライナ避難民の来日支援で羽田到着 4/1夜出発へ

政府専用機、特使派遣・ウクライナ避難民の来日支援で羽田到着 4/1夜出発へ

ニュース画像 1枚目:政府専用機 イメージ (タンちゃんさん 2019年7月9日撮影)
© FlyTeam タンちゃんさん
政府専用機 イメージ (タンちゃんさん 2019年7月9日撮影)

政府はウクライナ情勢に関連し、林外相を岸田総理大臣の特使として派遣する予定です。古川法相が特使として派遣予定でしたが、新型コロナウイルスの濃厚接触者になったとの判断から、林外相に変更。運航する航空自衛隊特別航空輸送隊は、2022年3月31日(木)に千歳基地から羽田空港へボーイング777政府専用機2機とも移動済みで、特使は変更されるものの、派遣日程に変更はありません。

政府専用機は4月1日(金)、羽田空港からポーランドへ向かい、週明けに特使を乗せて帰国予定です。このポーランド派遣に合わせ、政府専用機の帰国時にウクライナ避難民を搭乗させ、日本で受け入れる予定です。3月末現在、日本はウクライナ避難民325人を受け入れています。政府専用機の利用で、避難民の金銭的な負担を軽減するなど、移動面でまずは支援します。

ボーイング777政府専用機のポーランドへの運航は、今回が初めてとなります。機種を更新する前のボーイング747政府専用機は、2013年に運航されたことがあります。なお、空自はウクライナ政府の要請を受けて日本政府が提供を決めた防弾チョッキ、鉄帽(ヘルメット)、防寒服、天幕、カメラ、衛生資材、非常用糧食、発電機などを搭載し、KC-767空中給油/輸送機、C-2輸送機をポーランドのジェシュフ・ジャションカ空港に運航しています。

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