空自C-2、UAEに派遣 ウクライナ難民支援の輸送協力

空自C-2、UAEに派遣 ウクライナ難民支援の輸送協力

ニュース画像 1枚目:C-2輸送機
© 航空自衛隊
C-2輸送機

政府はウクライナからの難民への対応で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請を受け、アラブ首長国連邦(UAE)からポーランド、ルーマニアへ人道救援物資を輸送します。国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく「人道的な国際救援活動」と位置づけ、毛布など不足が伝えられている生活用品などを航空自衛隊のC-2輸送機を派遣し、対応します。閣議決定を受け、松野官房長官が発表しました。

政府は5月上旬から6月末にかけて週1便程度、C-2輸送機でUAEからポーランドまたはルーマニアへ輸送を担当します。このUNHCRからの要請では、UAEに加え、インドを拠点に物資を積み込む拠点として計画していました。ただし、インドは空自機の受け入れを同意せず、UAEのみを輸送拠点としました。松野官房長官は、インドが拒否した件について、インドとは日頃から意見交換しており、個別の外交事案には言及しないとコメントしています。

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