アメリカ空軍、グアムにB-1Bランサー展開 配備前に空自F-15と訓練

アメリカ空軍、グアムにB-1Bランサー展開 配備前に空自F-15と訓練

ニュース画像 1枚目:グアムに到着したB-1Bランサー
© U.S. Air Force photo by Master Sgt. Nicholas Priest
グアムに到着したB-1Bランサー

アメリカ太平洋空軍は、2022年6月3日(金)にグアム・アンダーセン空軍基地へB-1Bランサーを前方展開したと発表しました。航空自衛隊は6月3日(金)、青森県東方の太平洋上の空域で第2航空団のF-15戦闘機2機、北部航空警戒管制団とともにB-1Bランサーと要撃戦闘訓練を実施したと発表しました。B-1Bがエルスワース空軍基地からグアムに向かう際、空自と共同訓練を実施したとみられます。

アメリカ空軍はグアムにB-52ストラトフォートレス、B-1Bランサーの2機種を交代で前方展開しています。アメリカ軍は世界各地へ爆撃機を展開させ、戦略的な信頼性、戦術的な柔軟性の確認、抑止力、さらに有事の即応力を定期的に確認する爆撃任務(BTF)を実施しています。

グアム周辺では6月17日(金)まで、アメリカ陸・海・海兵・空・宇宙軍が参加した大規模演習「バリアント・シールド2022(VS22)」が開催されています。この訓練にもB-1Bランサーが参加するとみられます。

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